CNNによると、今年(2003年)2月、コロラド州デンバーで開かれた米科学振興協会(AAAS)の会合で、「壊滅的な被害をもたらす大型の小惑星が地球に接近していると分った場合、一般大衆にそれを知らせるべきか?」との問いに対し科学者は激論を交わした。この会合に参加した米ブッシュ政権を支える政治経済を主とするシンクタンク「ランド・コーポレーション」(カリフォルニア州サンタモニカ)のジョフリー・ソンマー(Geoffrey Sommer)氏は「知らせるべきではない」との意見を述べ、「対策の取りようがない場合、警告をする意味がない」と話し、警告が遅すぎる場合は、政府は黙っておくべきだと主張。
同席していた多くの科学者はソンマー氏の意見を激しく批判。しかし、ランド研究所側は「もし多くの国民が苦しみ、その国民を救うことができないのであれば政府は断固として真実を国民から隠し通すべきだ」と猛反発し学者と抗論になった。米政府の正式な見解は「世の終わりをもたらす小惑星について、国民には知らせない」としている。
CNN記事: If end is near, do you want to know?
http://edition.cnn.com/2003/TECH/space/02/28/asteriod.alert/