1.ロシア戦略ミサイル迎撃兵器−米に共同実験提案ヘ先日、TVでおもしろい科学ドラマ(BLACKOUT)を放映するとの情報を得た。深夜で、しかもTV朝日であった為、とまどいつつ見た(一テーマを二回で完結する形式で、最先端科学犯罪を、警視庁の科学探査課〔仮称〕が、扱うといったストーリーである)。私が見たのは、どうやら第一話であったが、なんとプラズマ兵器による連続殺人事件だった。大槻教授が登場し、某国でのプラズマ兵器開発や、携帯プラズマ発射装置についてコメントしている(このプラズマとは、複数の高周波の交差によって発生する。もともとこの現象を米国のベアデン〔スカラー波提唱者〕が注目し、旧ソ連の最新兵器と指摘したのである)。 この連続殺人事件は、日中突然人が焼失するといったもので、犯人は、パソコンネットで情報を得た小学生であり、気象衛星のデータベースに侵入し、プラズマ発射最適気象条件を割り出して、一般人を光センサーによってターゲテイングし、攻撃するといった衝撃的な内容だった。 このプラズマ兵器は、宇宙人ユミットより核兵器を凌ぐ最終兵器であると警告を受けている。最近では、オウムが、レーザー兵器開発と並行してプラズマ兵器開発も行なっていたらしく、にわかに電磁兵器が脚光を浴びるようになってきた。
エリツィン・ロシア大統領は三日からカナダ・バンクーバーで行なわれる米ロ首脳会談で、極秘裡に開発されたロシア製兵器「プラズマ・ビーム砲」を用いての戦略ミサイル迎撃実験を米ロ合同で行なうようクリントン大統領に提案する見通しである。 イズベスチア紙が一日報じた。「トラスト(信頼)」と付けられた迎撃実験は、エリツィン大統領の呼びかけに基づき昨年から米ロ共同研究が始動した「対限定ミサイル攻撃防衛網(GPALS)」構想の一環として提起される模様だ。同紙によると、ロシア側は、米戦略防衛構想(SDI)枠内のミサイル迎撃実験が行なわれた太平洋のクエゼリン環礁を実験拠点に見込んでいる。陸上基地、洋上のエネルギー発生装置から高度に集積したプラズマを“弾丸”として発射。飛来するミサイル弾道を高度20〜50キロで破壊する。 この計画には、かつて核弾頭製造に携わった秘密都市アザマス16の「実験物理学研究所」など各軍事技術開発機関が参画している。同兵器開発で「先行している」ロシアが主要部分を担当、米国には資金のほかコンピューター技術の提供を要請したい意向だ。 ロシア側は、この兵器の開発が「既に屋外実験の段階に達している」とした上で、米口合同で開発すれば米国独自開発の場合に要する費用の百分の一(三億ドル)で済む、と主張している。 戦略上、敵に対しその施設、人命等への被害を最小限にとどめ戦闘不能にさせる目的を達成するのがノンリーサル・ウエポンである。 それは多種に汲ぶが、そのなかで、電磁波兵器からみれば、マイクロウェーブ兵器、電磁パルス兵器、低周波発生兵器があげられている。これは主に計器類の制御装置にダメージを与えるが、マイクロウェーブは、人体に発熱をおこすことが確認されている。低周波発生器においては、建造物を通過し、内部の人間の生理現象に不調を与え、戦意を喪失させる。 では、人体に対する攻撃を考えてみよう。もし、これら電磁兵器で攻撃するならば問題が起こる。第一に発生出力の問題(かなりの電源が必要)、第二に電波管理法の問題、第三に発射照準の問題(遮蔽物)、第四にシールドが、比較的容易であることがあげられる。当初は、この電磁波対策が検討され電磁シールドが使用されたということだが、無効に終わっている。その後、攻撃の正体が明らかになった。「敵の目的は、証拠を残さず暗殺することである。それは回りに悟られず弱い毒をもって、少しずつ体を弱らせて殺すような完全犯罪を狙っている。そのために、社会的に凶器とは認知されてないものを使用することが必要となった。」 まさに社会に凶器と認知されていないもの、これがスカラー波発生器なのである。 これはテスラーが浸透性の強い電磁波として使ったといわれる、いわゆるテスラー波に端を発するといわれ、旧ソ連がいち早く研究開発に着手した。(そのことは、近年米国の科学者が、ロシアのアルザマスにある研究所を訪問した際にもそれらの研究が進んでいることを確認している)。ここでスカラー波発生器そのものに深く触れることは今回は避けることにするが、扱っている攻撃兵器は、その目的上ノンリーサルウエポンであり(致死性兵器使用の場合は事件性を帯びてしまい目的が果たせない)、対生物兵器であり、現在の電磁兵器のカテゴリーにまだ登場していない極秘兵器である。 これが各国要人への攻撃に使用されているとの警鐘がなされたが、まさにそれは、今後拡大していくだろう。早急にスカラー波攻撃の問題が、社会に正しく認識されることを願いたい。 〔いままで紹介してきた実用段階にあるプラズマ兵器は、その性質上致死性兵器であり、対戦闘兵器を主体にしている。その発射には、大出力の高周波ビームを必要とし、プラズマの発生には一億ワット以上の出力密度、101000ジュール以上のエネルギー密度が必要と言われている。プラズマ状態のなかで多数の電磁波が交差しており180度位相がずれた電磁波が重なると打ち消し合って現代物理では、ゼロの状態であるとしているが、ベクトルではなくスカラー(量)として存在すると欧米の研究者が指摘した。スカラー波発生手段はこのほかにも存在するとされている(スカラー波の搬送波が電磁波であると言われることや、スカラー波そのものからの二次放射が電磁波であるため、スカラー波発射に関して電磁波との関連については充分考慮に入れる必要がある)。プラズマ兵器の場合は副次的にスカラー波が発生しており兵器としては、その熱量や発生時に生じる爆風によってダメージを与える。〕 参考文献 殺さない兵器 江畑謙介(光文社1995年) |