この電磁兵器最先端シリーズも、はや七回目を迎えることなった。ふりかえれば、プラズマ兵器の紹介から始まり、その狭義な意味においてのスカラー兵器との関連、そして、その理論提唱者の著作紹介へと至ってきた。
スカラー理論提唱者ベアデンによれば、現代物理学とスカラー理論の間に、大きな溝を生じさせているのが、マックスウエルの電磁方程式の解釈ミスなのである。
今回はその根本問題について、触れたいと思う。
電気物理学、電気エンジニアリングの分野において、西側では、数十万もの博士課程修了者がいるにも拘わらず誰一人として、彼らが“マックスウエルの方程式”として教わったものがマックスウエルの方程式ではないということを知らないことは、全く信じられないことである。ジェームズ・クラーク・マックスウエルによる本、論文にヘビサイドとギプスは一度として登場したことがない。
それをほとんど誰もチェックしたことがない。誰もマックスウエルの四次元理論に戻ってヘビサイドとギプスが正しいベクトルの解釈をしていたかどうかを見ようともしない。
Henry Monteith博士と数人の著名な科学者を除いて、マックスウエルの四次元理論の原文は既に、皆の捜し求めているはずの、重力と電磁気カのマジックのような統一理論となっていることに西側の誰も気が付かないようである。それは既に工作可能なフォーマットになっている。それは実験用の台の上で工作可能であり、うまく働く。
(「Grabitobiology」トーマス・E・ベアデン)
このなかで、「重力と電磁気力のマジックのような統一理論」とあるが、まさにこれが未だ現代物理学の越えられないハードルとなっている。ところが、最近大変興味深いものがあった。それは、このハードルが越えられつつあるというようにも感じられる画期的内容だった。
「世界を変えるフリー・エネルギー」(「ムー」学研 1995年9月号)より抜粋
オリアリーは、この0点エネルギーを電磁気的エネルギーの一種であると考えている。「宇宙にあるエネルギーはすべて一種の電磁気的エネルギーだということができます。たとえば、これまでの物理学では、電磁力と重力は別のものだと考えられてきました。けれど最近では、重力もまた電磁力のひとつの働きにほかならないという理論が、正統的な物理学界の中でも認められるようになってきています。94年にハロルド・プトフ博士が権威ある学会誌『フィジカル・レビュー』に載せた論文の中にその内容があります。
つまり、ハチソン効果の反重力現象は、0点エネルギーという強力な電磁力を使って引き起こされたという論理が成り立つのです。」
日立製作所が、ワインバーグ博士とサラム博士の理論(「弱い力」と「電磁気力」を統一したもの)の前提となる「電子は磁場とは無関係に動かしている」との理論を検証したことに関して、物理学はこれからこの「弱い力」と「電磁気力」の統一に加えて、「強い力(核力)」と「重力」を加えて総ての力を統一した理論を作ろうとしている所です。うまく行けば重力の制御が可能になると期待しているという内容でした。
一一つ言わせて頂くならば、そしてここにある文をそのまま素直に解釈するならば、その全種の力の統一理論はすでに、宇宙にはいわゆる電磁気力の強弱しか存在しないというものです。
学者が名附けた雑多な名前の電磁波があっても、星の発生や核融合から産み出されるプラズマの粒子は宇宙の何処から飛んできても同種のもの、星から四方八方に放射する電磁エネルギーが、星の自転・公転によつて重力(引力)となり、磁力線であるがゆえに地表の諸々の物体を引き留め、且つ他の星や惑星・衛星をも牽引する力となっているし、又、一つの恒星系内の重力の集合エネルギーが他の恒星系に影響を及ぼし、牽引力となって働いている。
又、量子力学理論による法則はニュートン力学ではないとするのは誤りで、実は原子、分子内の安定は陽子・中性子の核が核力即ち電磁気力の引力によつて原子内の電子を引き留め、地表の大気圏内を物体が自由に運動するように核力と核内部の陽子同士の斥力とのバランスの取れた領域を自由に電子が動くというもので、ニュートン力学の法則を外れる物では決してないのです。何故ならばミクロもマクロも同一の法則の下になければ、自在に形や強度を変化させれば、必ず何処かにバランス界はあっても形の変化がスムーズに行われず、すぐ小爆発、破壊が生ずるはずです。恒星、恒星系に関しても然り、統一された力もしくはエネルギーの法則の下にあるから、容易に物体の崩壊が起こらないのです。原子の中の電子も分子内部の電子もすべて回転運動をしている、大気圏内の粒子も回転運動をしているから、安定しているのであり、且つ検知出来ないほどの微少磁場として互いに回転する微量な電気エネルギーが引き合ったり、反発したり、実は周囲の流動的に混み合う、より大きな電磁場に引きつけられて、大気圏内を自由運動しているかの如くに見えるに過ぎない(原子・分子内も同じ)というものです(電気的に中性であるものは、大気の流れの中のほこりのように、風の中の木の葉のように、周囲のエネルギーの流れに動かされている)。従って「電子を動かすのに、磁場が無関係ではあり得ない」という他の学者の理論を正当とするものなのです。